医学部学士編入試験は、受験地がそれぞれの大学で筆記試験と面接試験が別日程で行われるため、国内移動も増えるため、体力的にも大変な試験です

私も、飛行機やバスなどの移動からの疲労・受験の疲労のダブルパンチで疲労から熱出したりすることもありました
何度も国内を移動するため、準備というのは慣れてきたころ、大事な受験の持ち物をスーツケースに入れ忘れ、現地で急いで準備するという事件が起きたことがありました。
受験当日に忘れ物がわかると、不安と緊張が普段の倍以上に感じるようになります。そんな状態では、今まで勉強してきた自分の努力を十分に発揮できないまま、受験が終わってしまうのは残念すぎますよね。
そこで今回の記事では、受験生の皆さんが受験に必要な持参物の忘れ物がなくなるように、医学部学士編入試験を受験する際の持ち物や服装について書いています。また受験当日の朝にすべきこともお伝えします!
宿泊して受験する際の宿泊のための持ち物リストは、他の方の記事などを参考してください。
この記事では、私が実際受験して感じた受験会場に持っていくべきものや持っていってよかったと思うものをリストアップしています。参考にしていただければ幸いです。
- 学士編入試験の受験が初めての人
- 受験に持っていくべきものがわからない人
- 自分の力を最大限に発揮するために準備は完璧にしたい人
持参物
筆記用具類が重要な筆記試験と、プレゼンなどが課されることのある面接試験では、少し持ち物が変わってくるため、別々で持参品を書いていこうと思います。もしも、筆記試験と面接試験が同日に行われるような大学の場合は、両方の持ち物を持っているかどうかしっかりと把握しておきましょう。
前日にはしっかりと寝れるように、そして当日は準備物の不備などに焦らなくて済むように、持参物の準備は3日くらい前から取り掛かっておくのがベスト
筆記試験
筆記用具はもちろんのことですが、意外と忘れがちなのが、「腕時計」や「ハンカチ・ティッシュ」などがあります。実際に、筆記試験が行われる会場に足を運んだことのある人は少ないのではないでしょうか?
場所も環境もわからない受験会場でも、自分の最大限の力を発揮するためには、万全な準備が重要です。
受験票
まず、受験票を忘れてしまうと受験ができない場合があります。今までの勉強が水の泡になるとは、「受験票を家におき忘れて受験地に来てしまうこと」だと思います。受験が認められなければ、合格などあり得ませんので、何度も何度も受験票は入れたのかを、しっかりと準備する際にはチェックしておきましょう。
募集要項
スマホで見れるからと持ってこない人が多い「募集要項」ですが、私は是非紙媒体で持っておくことをオススメします。理由は、いつ何時にスマホや電子媒体が壊れてしまうかわからないこと、また受験会場や宿泊しているホテルの電波状況が良いとは限らないことが挙げられます。
募集要項に、基本的に受験時に必要な持ち物などは書かれているはずなので必ず印刷して持っていくようにしておきましょう。
筆記用具
まず初めに、募集要項からどのような筆記用具が許可されているのかを確認しておきましょう。大学によって、「シャープペンシル可」と「鉛筆のみ可」の場合と異なっており、許可されていない筆記用具での受験は認められません。
あと、消しゴムは複数個持参しておきましょう。試験中に、消しゴムを落としても自分で拾うことはカンニング行為とみなされる場合があるため、基本的にはNGです。机から落としてしまった場合は、試験官を呼んで拾ってもらうしかありませんが、すぐに気づいて来てくれる場合とは限りません。限られた受験時間が過ぎていくのは勿体無いので、複数個の消しゴムを準備しておくのは重要です!
アナログ腕時計
秒針音のしないアナログ腕時計を準備しておきましょう。受験会場に時計が準備されているかどうかや、受験会場で自分の座席位置は、当日会場入りするまでわかりません。一番後ろの席だったと時計が見にくい場合などもあるので、自分で時計を確認できる腕時計を持参しておきましょう。(もちろんApple Watchなどは、電波通信できるためカンニングを疑われてしまいますので、断じてダメです。)
ハンカチ・ティッシュ
大学の中のお手洗いは、備え付けのハンドドライヤーやハンドティッシュなどがない場合が多いです。エチケット対策として持参するのが良いでしょう。
勉強道具
受験会場に行くと多くの受験生が勉強している姿を見ることができます。
私は最初の受験の時は勉強道具を何も持っていかず、周りの勉強風景に圧倒されました。
一冊程度や自分のノートなどの勉強道具を持っていっておくと、勉強している周りの人を気にし過ぎず、自分に集中した気持ちになることができます。



受験会場で勉強している人を見ると、みんな、頭良さそうだな…って萎縮したりもするから、何か勉強道具あるとよかった!
脱ぎ着できる上着
会場の温度管理は、雑なことが多いです。
かくゆう私も、ある大学の時に冷たいエアコンの風が一番当たるような席で、とても寒い中、受験をした記憶が鮮明にあります。一応、試験管の人には伝えたものの、あまり改善できる感じではなかったため、丸一日の受験が終わると、お腹を冷やしてしまったせいか、その日の夜は腹痛で体調不良になってしまっていました。
このような状況では、試験に集中することもままなりません。寒い時にも暑い時にも対処できるような服装で筆記試験には臨めるようにしておきましょう。
面接試験
面接試験の雰囲気は、基本的には厳しいことが多いですが、真摯な姿勢を見せることで、あなたの意欲や熱意を面接官に伝えるためにも、準備はしっかりしておきましょう。
そんな面接試験では、大学によっては面接だけのこともあれば、3〜5分程度のプレゼンテーションを課題として出してくることもあります。プレゼン課題や質問への自分なりの答案などは事前準備を怠らず、当日までに全て暗記して、すらすらと言えるまで練習しておきましょう。
面接用の自作答案
自分の志望動機や学問的背景などをもとに、面接官がよく聞く質問内容に対して、あらかじめ自分なりに答えをまとめておくことで、自分の考えをしっかりと面接で伝えるために重要です。
面接を待つ間、iPadなどは他の受験者との交流を阻止するために使用禁止となる場合が多いです。また自分の面接時間まで待ち時間はとても長くなる場合もあります。この待ち時間を有用に使うためにも、自作答案は必ず印刷して持参しておきましょう。
USB・プレゼン資料(紙媒体)
USBを持参するように指示がある場合は目視確認してカバンに入れましょう。忘れてしまった人は見たことがありませんが、実際どう対処されるのかはわかりませんが、受験不備として見做されてしまう可能性があるので注意しましょう。
プレゼン資料は、面接の答案と同じで印刷した状態で持っておくことをオススメします。待ち時間に見ることができるだけでなく、受験時にも机の上に置いて見ることが許可される場合があるからです。
(もちろん見ずに暗記してプレゼン発表できるのが一番ですが、)ど忘れしてしまった際に原稿を見ることができる状態にしておくと精神的な安心感があります。
身だしなみ用品
面接では、身だしなみも見られていることを忘れないようにしましょう。
男性の場合
ヘアスタイルの乱れ
無精ひげ
女性の場合
ヘアスタイルの乱れ
化粧のヨレ
これらはしっかりとチェックしておきましょう
私のおすすめ持参物
これは、私自身が受験を経験して感じた、受験会場に持っていっておいてよかったなと思うものリストですので、必要ない場合や受験会場によっては持ち込みが許可されていない場合もあると思いますので参考程度にしてください。
ハンドクリーム
いい匂いのするものがあると、リラックス効果があるため、緊張で凝り固まった気持ちが少し和らいでくれる効果がありました。
手鏡
面接の直前に座席に座ったまま身なりのチェックが出来るところがよかったです。化粧やヘアスタイルなどを、サッと確認したい時にポケットから取り出しせるサイズのものがオススメです。
ストローのついた飲み物
特にこれは女性にオススメなのですが、面接の時のために塗ったリップが、ペットボトル飲料では全部落ちてしまいがちですが、ストローの飲み物だと、リップが落ちにくいため塗り直しが不要でした。このような、ちょっとした不安を取り除いてくれる持参物が受験の時には本当に助かりました。
スッキリクール系の目薬
面接の待ち時間の暇つぶしや眠気覚ましに最適でした。また私はドライアイなので、目薬を常に忘れないように持っていきました。
天気予報の事前チェック
意外と忘れがちなのが、傘だったりの天気に合わせた持参物です。行ったことのない地方への遠征受験では、想像していたよりも暑い・寒いという状況になることがよくありますので、天気予報はチェックしておきましょう。
プレゼンのためのUSBなどのバックアップ
USBが当日に壊れてしまうなどの不安がある人は、バックアップをとった別のUSBを持っていっておきましょう。
受験当日
いざ、当日がやってくるとなると、意外と緊張します。当日の朝は、普段通りの準備をして気持ちを落ち着かせて会場に迎えるようにしましょう!
緊張するのは当たり前!交通機関の運休など予測しない事態に備えて、早めに出発できるようにしよう
最低、試験の2時間前には起きよう
余裕を持って当日の朝を迎えましょう。精神的な余裕を持てることが大きな理由の一つです。
朝起きた直後はまだ頭がぼんやりしていることが多いですが、試験の直前に焦らず落ち着くためには、十分な時間をかけて体を目覚めさせることが大切です。余裕を持って起きることで、試験の準備や気持ちの切り替えに余裕を持てます。ただし、だからと言って早く起き過ぎて睡眠時間を削らないように、しっかりと睡眠時間は確保しておきましょう。
朝のルーティーンは変えずにいつも通り準備しよう
試験前にあまり急いで動くと、ストレスがかかってしまいます。コーヒーを飲んだり、軽いストレッチや深呼吸など、いつものモーニングルーチンを行って、リラックスした状態で試験に臨見ましょう。
また、試験当日に朝食を摂ることは、集中力を保つために重要なので忘れないようにしましょう。ゆっくりと朝食を食べて、試験中の集中力低下を防きましょう。
出る前に持ち物確認
試験会場へ向かう前にもう一度、持ち物や確認事項をチェックする時間も取りましょう。もしも必要なものを忘れてしまっていても、早めに起きていれば焦らず対応する時間を確保できます。
受験会場には30分余裕持って到着しよう
試験会場に遅刻しないためにも、およそ30分前には会場に到着できるようにしておきましょう。
慌てて会場に向かうと、試験前に心が落ち着かず、パフォーマンスにも影響が出る可能性があります。早めに起きて、公共交通機関のトラブルや急な交通渋滞などに対処する余裕も生まれます。
がんばれ!受験生!
学士編入受験を経験した私がオススメする準備物に関する記事、いかがでしたでしょうか。受験当日に実力が最大限に発揮できる環境を作るためにも、事前準備を怠らず、試験に臨みましょう!
試験終わりには、現地の美味しいものを食べたり、しっかりと休息を取るなどして体を休めることも忘れずにしておきましょう!