私は受験勉強を猪突猛進に一気に進めて、たまに「燃え尽き症候群」にかかってというのを繰り返してしまう受験期を過ごしていました。
「燃え尽き症候群」は、おそらく受験生は誰もが一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
計画はは詰め込みすぎない
勉強計画を立てるときに、私は最初毎日詰め込んで入れてしまっていました。そんな無理のある計画はやはり思うように進まず、計画が台無しになってしまうことが多かったです。また、計画を作って達成できないという自己嫌悪やストレスを感じるようにもなっていました。
受験というのはマラソンのような長期戦であるため、継続可能なスケジュールを立てることが重要です。食事や睡眠の時間もしっかりと確保した上でできる現実可能な範囲での計画を立てておくことが、挫折しないポイントです。
休憩日を作ろう
医学部に合格した私も正直机に座ってずっと勉強というのは苦痛でした。模試の結果が悪い時や自分の勉強へのモチベが下がっている時は、ノートや教科書を見るのも嫌な気持ちになったことはたくさんありました。そんな時に、無理に机に向かっても生産性のない勉強をしてしまい、正直成績は伸びなかったです。意図的な休憩できる日を設定しておくことで、「この日になれば休めるから、ちょっと頑張ろう!」という気持ちになり、勉強も効率的にできるようになりました。
運動を取り入れる
受験勉強を続けていると、運動不足に陥ってしまいがちです。気晴らしに軽くランニングや好きな音楽でダンスなどをして汗をかくことで、気分のリフレッシュと運動不足解消になります。
加えて、試験というのは知識だけではなく体力もとても大事になってくるため、体力づくりとしても運動を休息日に取り入れるのはオススメです。
お風呂でゆっくりする
勉強時間を確保するために、シャワー浴だけの人も多いのではないでしょうか。湯船に浸かることで、ストレス緩和にもつながりますし、夜寝る前に湯船にゆっくり疲れば睡眠の質も上がりますし、朝風呂は1日をスッキリと始められるスターターにもなります。

ドラッグストアなどで売っている良い香りの入浴剤などを入れると、
リラックス効果もアップするのでオススメ!
友人と遊ぶ
受験は孤独との戦いとも言われますが、もしも同じ目標を持つ友人などが周りにいる場合は、お互いの休息日を合わせて、カフェなどでお茶することで受験のストレスや不安などを分かち合える良い機会です。(私は周りに友人があまりいなかったので、電話などで家族や友人と話したりしていました。)
同じ目標に向かって励む受験生の存在は、心強い存在であると同時に、自分も負けずに頑張ろうと思わせてくれる大切な存在です。受験が終わっても、その関係というのは人生にとってかけがえのないものとなることが多いので、大切にしましょう。
本屋さんに行く
受験用の本や参考書を買いに行くのではなく、自分が学びたい学問の本などをみにいくことで「合格するぞ」というモチベーションにつながることもあります。
医学部受験生だった私は、医学書、特に、解剖学の本をよく立ち読みしていました。



医学生になったら、解剖学や病理学が学べると思うとワクワクして、
そのままハイテンションで勉強していました。
自分を責めない
どんなに気持ちの浮き沈みを少なくしようと少なくしようと勉強計画を立てたりしていても、不安やストレスでモチベーションが下がってしまう時はあります。なかなか思うように進まなかったり、友達や周りの受験生に追い抜かれているような気がしたりする感情は、誰しもあります。
私も受験期は、本当にネガティブ人間になるときがあり、「ダメ人間だ」とか自己否定ばかりしてしまうことが多かったです。
自分を責めてしまうと気持ちが沈んでしまい、モチベーションも上げにくくなってしまいます。少しずつでも進んでいる自分自身を信じてあげましょう。「努力している自分」を否定しないことが受験勉強のメンタル維持ではとても重要です。
5分だけ勉強してみよう
勉強のモチベーションが下がっているときに、家族や先生から「勉強しなさい!」と言われるのは本当に辛いですよね。私もそうでした。



勉強しないといけないのはわかってる。でも、気持ちがのらないの!!
そういうときでも、自発的な気分で、短時間だけでも机に座ってみましょう。タイマーで時間を測っておいて、終わったら本当にその日の勉強終わりでも良いです。意外と机に座ってみると、勉強へのやる気が出てくることもあるので、効果があるかもしれません。もちろん無理矢理ではなく、自発的に「5分だけしようかな」という気持ちになった時に試してみてください。
繰り返しで定着することを理解する
「一度学んだことは忘れずすっと暗記できる天才」というのは、医学部に入ってからも本当に一握りだけです。医学部の学生でも、試験前には何回も繰り返し繰り返し暗記内容のカードであったり、教科書を読んでいました。
『エビングハウスの忘却曲線』というのがありますが、人間は忘れていく生き物なので、一度だけで何もかもを暗記できるわけではありません。この忘却曲線の前提を理解しておけば、『前に学んだことまた忘れてる自分はダメだ』ではなく、『あと2回くらい繰り返して勉強すれば覚えられるかな!』というマインドで勉強に取り組むことができるようになります。繰り返しで知識は定着することを理解して、自己嫌悪にならずモチベを維持していきましょう。
五感で自分を鼓舞しよう
音楽やドラマ、名言集などを用いて、勉強へのモチベーションを上げるというのもオススメです。
- 気分の盛り上がる曲や受験生への応援ソングを聴く
- 憧れの職業に関するドラマやドキュメンタリーを観る
- 偉人や努力している人の言葉・名言集を読む
受験という長丁場はモチベーションとの戦い
受験に挑戦する自分を奮い立たせるために、様々な方法を試行錯誤して利用して、一番モチベーション維持につながる方法で、受験という長い戦いを駆け抜けていきましょう!
壁を越えれば次の壁。モチベーションが下がって、気持ちが押しつぶされそうだったり辛い時が、チャンスが来てる時です!
合格まであともう少しかもしれません!頑張れ受験生!