【人生のモラトリアム?】医学生の間にやっといた方がいいこと<10選>

「医学部の6年間なんてあっという間だからね」

こんな言葉を何度聞いたことでしょうか。

私も入学当時は、先輩方からそんな言葉を聞いて、「いやいや、4年以上あるのに、そんなわけないでしょ〜」なんて思っていました。実際、現在医学部もあと残り1年となってきて思うのは、『学生生活が終わるのすごく早く感じる!』ということです。(先輩の言うことは、正しかった…)

これから医学部に入学する人、既に入学して何をすればいいのかわからない人にオススメしたい『医学生の間にやっておいた方がいいこと10選』を紹介したいと思います。

この記事はこんな人におすすめ
  • 充実した大学生活を送りたい人
  • 後悔しない医学部生活を送りたい人
  • 大学デビューしたいけど、どうすればいいのかわからない人

友達と旅行

医学生は勉学などで忙しいですが、卒業後の研修医となるさらに時間の余裕がなくなります。研修医になれば、まとまった休みを取るのが難しくなります。学生のうちに、休み期間を利用して、できるだけ旅行を楽しむことで、一生の思い出を作っておきましょう。

卒業後も続く大切な人間関係を築くためにも、学生時代に友人との時間を大切にすることが重要です。

恋活・婚活も早めに視野に入れておくのが大事

恋愛の時間を自由に確保できる医学生のうちに恋愛を経験し、将来を共にできる相手を見つけておくことをおすすめします。特に研修医時代は、新しい出会いが激減してしまうそうです。

医学生の間は、勉強や実習の合間に比較的自由な時間があり、また、同じ医学部の仲間やサークル、アルバイト先など、さまざまな出会いの機会があります。昨今、婚活アプリも盛んではありますが、本当にいい出会いが転がっているかどうかは別のお話のようなので、できるだけ学生時代にいい相手を見つけておく方が無難かもしれません。

SNSをするならTwitter。でも使い方には注意!

意外と医療従事者の情報源として有用なのが『X』。(私はXの昔の名称であるTwitterと言ってしまいガチですが…)

他の大学の医学生とも知り合うことができ、学生生活の愚痴なども言い合える場として使われています。また、専門医の先生方、海外で働く医師などの情報をいろいろ見ることができたりします。最新のガイドラインの変更についてであったり、医師として知っておいた方がいい臨床現場でのコツなども載っていることが多いです。

国家試験などが近くなってくると、いろいろな6年生の先輩が国家試験で知っておかなければならない豆知識なども書いてくれていることが多いので、是非とも医学生にTwitterはオススメです!

ただし、TwitterだけでなくSNSの使い方には気をつけましょう。解剖実習・病院実習などの内容や写真など、倫理的に発信して大丈夫な内容なのかどうかの判断ができない人はしてはいけません!

歯科治療・美容治療

歯列矯正や虫歯治療は、結構時間がかかるため、学生の間に済ませておくのが理想的です。口腔内の衛生環境は、ヒトの健康にとても重要な役割を果たしているので、歯磨きやデンタルケアは結構習慣づけておきましょう!

また、美容医療も同様に、ダウンタイムが必要な施術(レーザー治療やスキンケア治療など)は、まとまった休みが取りやすい学生時代に受けるのが賢明です。

ちなみに、女子でマツパするのが流行ると思うのですが、まずはまつ毛美容液でまつ毛をしっかり伸ばしてから、マツパするのがオススメです!

CBT対策の勉強は真面目にしておこう

これは大体3年生くらいで、臨床医学を学び始めた頃から初めておくと良いかもしれません

マッチング試験でも見られるCBTの成績なので、良い成績を取れるように勉強しておくことをオススメします!!

CBT対策で勉強したことは知識の基礎となり、国家試験対策の際にもとても役に立つので真面目に勉強しておきましょう!

マッチングも国家試験勉強も真面目にしておこう

「どこの初期研修病院で過ごしても、一緒でしょ」と言う意見があると思いますが、やはり研修をしっかりできる病院にマッチングできる学生というのは優秀な人が多く、切磋琢磨できる環境が整っています!

自分が行きたい病院を早めに見つけて、研修医として働ける自分を叶えられるように、マッチング対策はしっかりとしておきましょう。

また、マッチング試験の筆記対策は基本国家試験レベルの問題が出ることが多いので、早めの国家試験対策勉強を始める良い理由になります。

もしも、自分に合う病院探しがわからないという場合は、4年生くらいの時にレジナビフェアなどに行ってみるのがオススメです!

海外文化に触れて価値観をアップデート

医学生の間に短期でも海外研修や留学に行くことで、異なる医療システムや文化を体験できます。

英語や他の外国語の勉強にもなり、国際的な視野を広げるきっかけになるのでオススメです。

一生モノの趣味を見つけよう

医療現場ではストレスが多く、息抜きが必要です。音楽、スポーツ、旅行など、自分が楽しめる趣味を持つことで、ストレス解消にもなります。医学生の間にさまざまなことに挑戦し、幅広い経験を積んでおくと、医師になってからの生活にも役立ちます。

お金の勉強をしておこう

医師とは高収入でもありますが、それゆえに税金などで取られてしまうお金がたくさんあることを知っていましたか?

私は全く知らなかったのですが、知り合いの専攻医からの教えです!

初期研修が始まるまでに、しっかりとお金の勉強をすることは重要だなと今ひしひしと感じているそうです。

日記を書いておこう

学生時代は、勉強や実習、友人との時間など、かけがえのない経験にあふれています。しかし、忙しい日々の中で、その貴重な思い出は次第に薄れてしまうこともあります。だからこそ、日記をつけることで、その瞬間の感情や出来事を記録し、後で振り返る楽しみを持つことができます。

日記を書くことで、自分の成長を実感できるのも大きなメリットです。医学生としての学びや悩み、達成感などを記録することで、後に読み返したときに当時の気持ちを鮮明に思い出せるでしょう。また、文章にすることで思考が整理され、自己理解が深まる効果もあります。

忙しくても短いメモ程度でも構いません。学生のうちに日記を習慣化し、将来の自分への贈り物として、大切な記録を残してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

nana美のアバター nana美 運営者

日本の高校卒業後、単身渡米。
大学3年の時、医師を志すも、アメリカのメディカルスクールは成績不振で断念。しかし、帰国後に医学部学士編入試験を受験・合格し、現在はアラサー医学生として楽しく奮闘中。

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